python
Pythonの標準パッケージ管理ツールpipは追加設定をpip.conf/pip.iniに書き足して設定できる。
これをどこに置くかだが、OSごとに違う・複数置いてよい場所があるのでつい昔の設定をどこに置いたか 忘れてしまう。
pipのサブコマンドから確認出来たりするといいのだが、そのような気の利いた機能はないようだったTT。
忘れたら片っ端から調べるよりほかない。
Linux:
- グローバル設定:
${XDG_CONFIG_DIRS}/pip/pip.conf
(環境変数XDG_CONFIG_DIRSがあれば) - グローバル設定:
/etc/pip.conf
- ユーザ設定:
~/.config/pip/pip.conf
- ユーザ設定:
~/.pip/pip.conf
(注 現在は非推奨) - サイト設定:
${VIRTUAL_ENV}/pip.conf
Mac:
- グローバル設定:
/Library/Application Support/pip/pip.conf
- ユーザ設定:
~/Library/Application Support/pip/pip.conf
- ユーザ設定:
~/.config/pip/pip.conf
- ユーザ設定:
~/.pip/pip.conf
(注 現在は非推奨) - サイト設定:
${VIRTUAL_ENV}/pip.conf
Windows, pip.confでなくpip.iniになっているので注意:
- グローバル設定:
C:\ProgramData\pip\pip.ini
(Windows 7とそれ以降) - グローバル設定:
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\pip\pip.ini
(Windows XPのみ) - ユーザ設定:
%APPDATA%\pip\pip.ini
- ユーザ設定:
%HOME%\pip\pip.ini
(注 現在は非推奨) - サイト設定:
%VIRTUAL_ENV%\pip.ini
これらから存在するものをグローバル > ユーザ > サイトの順に上書きしながら読み込んでいく。
参考サイト pip documentation v23.0: Configuration