ストーリー

針生 藤壺（はりゅう ふじつぼ）は県内の某学校に通う女子生徒。
魔法を使えることを除いては、いたって平凡な女の子である。

いつもどおりの一日を終えて、帰路につこうとしたその矢先―
響き渡る女生徒の悲鳴、目をやるとそこには荒れ狂う騒霊たちと荒らされる教室。

やれやれ、真っ直ぐ家には帰してくれないようだ。
彼女も魔術師のはしくれとして、異変を見過ごすわけにはいかない。
愛用の魔法カードを携えて、原因を探るために出発することにした彼女。
藤壺は怪異と魔術の世界へと巻き込まれていく……

用語集

魔法の力を使えるひと。魔法使い・魔法少女とも。
普通のひと（マグル）に紛れて暮らしている。

魔法の力が宿ったカード。魔術師が持っている。 これを使うことで各種の魔法を発動できる。

魔術師たちが技を競いあう、サークルのようなもの。
いろいろな年代・地域の魔術師たちが参加している。 有志によって運営されている。

勝手に物を動かしたり、音を立てたりする心霊。ポスターガイストとも。
思春期の少女の周辺に発生しやすいそうだ。
何かと騒ぎを起こす、迷惑なやつら。