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全ポケモンの元ネタ生物(など)の一覧 (スカーレット・バイオレット DLCまで)



ダウンロード https://wonderhorn.net/material/wikipoke_v01.tsv
中身はこんな感じ:


ゲーム「ポケモン」には様々な生き物をアレンジしたポケモン(キャラクター)が登場するが、 ふと「まだポケモンになっていない生物はいるのだろうか?」ということが気になった。 そこでそれを調べるための前段階として各ポケモンのモチーフが何の生物であるかを考え、スプレッドシートにまとめてみた。

ポケモンはもう1000種類以上存在しまとめるのはなかなか骨が折れた (思えば初代のころは151種類のポケモンを集めるのが「なかなかなかなか大変だけど」などよく歌っていたものだと今となっては思う笑)。 今後何かの解析に使えればと思い置いておくので自由につかっていただきたい。

データの作成方法

ポケモンの一覧をまず作成し、上から一つずつモチーフと思われる生物を私が思い浮かべた。 重い浮かばないときは「[ポケモンの名前] モチーフ」でGoogle検索を行い、上のほうのサイト(Pixiv百科やポケモンwikiであることが多い) を読んで参考にした。
ポケモンに割り当てる生物名がわかったら、それでさらにGoogle検索を行い、その生物のWikipediaページへアクセスした。 これによりポケモンとWikipediaページurlも紐づけて管理することとした。 この目的は1. Wikipediaページの存在をもってその生物名の実在性を確認するため、2. またそのページから取得できるメタデータを後で利用できるようにするためである。 Wikipediaページから上位分類・下位分類をたどり、最も各ポケモンに当てはまると思う分類粒度を選び割当先として選定した。 生物をモチーフにしていないと思われるポケモンには、モチーフの名前を入れたが上記のWikipediaページの紐づけは行わなかった。 どう考えても調べてもよくモチーフがわからないものは「不明」とした。

その他の細かい判断基準などを以下にまとめる:
  • 複数の生物を同時に割り当てることを許した:例えば『フシギダネ』は植物の種を背負った蛙に見えるため、「種子植物」(=種)と「カエル」を割り当てた。
  • 割り当てには見た目、ネーミング、図鑑の記述のすべてを参考にした:例えば『キングラー』は何らかのカニをモチーフにしているように見えるが、 ネーミングまで考えるとキングラー→キング・クラブ→タラバガニ(の英語名)と連想できるから「タラバガニ」とした。
  • 現代の系統的分類において用いられない通称類は避けた:例えば『マグカルゴ』は「カタツムリ」であるように思えるが、 様々な系統の陸生の巻貝類の総称である「カタツムリ」は分類上使いにくい。そこで当てはまりのよい 単系統群までさかのぼって「腹足網」を割り当てた。
  • 食品・可食部のみモチーフであっても原材料となる動植物があれば紐づけた:例えば『カジッチュ』には植物としての「リンゴ」、『モモワロウ』には植物としての「モモ」を割り当てた。
  • イーブイ系統は「不明」とした:『イーブイ』=EVolutionは進化というポケモン世界における現象そのものをモチーフにしているように思えるが、何の生き物かよくわからないため。


TSVデータの仕様

データはタブ区切りテキストとして保存してある(Googleスプレッドシートからtsvでエクスポートする)。 第1行にポケモン名、第2行にはカンマで区切られた(TSVのセルにカンマ区切りテキストを押し込んである)対応するモチーフの一覧、 第3行目以降には第2行の各には各モチーフ生物名に対応したWikipediaページのurlが入れられている。 なおモチーフが生物でない場合、また生物であっても同じものが以前の行に出現していたときは省略のためWikipediaページのurlは 記入されていない。

更新履歴:
  • 2024/09/03: 初版を公開


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