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2023/05/29

サウナ体験記:サウナス渋谷

タグ:観光 サウナ

渋谷駅から5分 9つのサウナ室がたのしめる タナカカツキ監修による 「ととのい」スポット

土日の休みに新しく渋谷にできたサウナ施設、サウナス渋谷に行ってきた。 サウナス渋谷は2022/12にオープンした比較的新しい施設で、 銭湯のような温浴のないサウナ特化型の施設だ。 渋谷で3階建ての建物が丸ごとサウナに費やされていると思うと、 なかなかの思い切りである。

サウナス渋谷をプロデュースしたのはマンガ『サ道』でおなじみのサウナ大使 タナカカツキ氏 である。マンガの話ばかりしてはミーハーと思われてしまう……と思ってあまり意識しないように しているのだが(笑)やはり期待は膨らむ。

アクセス

JR渋谷駅から徒歩5分の好立地である。ただし渋谷なので 私はちょっと歩道橋の上で迷ってしまったので15分くらいかかってしまった。 渋谷に慣れている人なら比較的遠い地下鉄駅構内内からでも余裕を見て10分ぐらいで 到着できるだろう。 施設のある桜丘は、有名な109などのある道玄坂とは反対側なので地図をよく見たほうが良い。 歩道橋をわたっていかないとたどり着かない(一部地上横断歩道なし)。
正しい方面からくれば「サ」の文字が見える。 建物は路地に入ったところにあり、間違って裏側からアクセスしようとすると 看板などが通りから見える位置には出ていないので 見落とさないように気を付ける必要がある。 とはいえかまぼこ板めいた木目の柵があるので、これが目印になる。


入館方法

まずマストではないが、事前予約をできるならしておけば安心である。 なお予約システムの登録にクレジットカード情報が必要である。決済もそれで 自動でやってくれる。(追記:2023/06から予約制度はなくなるそうです) 実際に休日午後に行ったところ男性は予約のみ / 女性は当日枠ありという という混雑度であった。
入館したら下駄箱があるので、定期等なところに靴を脱いでいれる。 館内決済用電子タグは下駄箱の鍵ではなく、 受付でもらえるロッカーカギについている。こちらは番号を指定されるので その番号のロッカーを使う。 脱衣所は2階なのでフロント脇の階段をそそくさと登る。

サウナ

サウナは偶数・奇数日での男女入れ替え制なので、入った日の男湯側(LAMPI)のみ 体験した。  脱衣所から出た2階部分はこじんまりとしたコンクリ打ちの浴室である。 シャワーは背豆のブースが3つある。混んでいるときはここで待ちが発生するかもしれない。 温冷は切り替えられるのでまずは暖かめにして体を洗う。 この階では3席の瞑想暗室サウナVIHTAと割とオーソドックスなグレートーンサウナ HARMAA、浅い寝水風呂MATALAが楽しめる。 なおうっかり奥の3階に階段を見落とすとがサウナのバリエーションの大半に 入りそびれることになる(ないとは思うがw)。 私はまずは手当たり次第にと入り口から一番近いVIHTAが 幸いにも空いていたので入った。
VIHTAとはサウナ―ならおなじみのウィスキングに使う箒やはたきのようなシラカバなどの葉付きの枝を 束ねたものだ。 これを仕切られた個人ブースに暖簾のように吊り下げて、 さながらオートウィスキングのような雰囲気を演出しているのがサウナスのVIHTAサウナだ。 なおいじると葉が抜けてしまうので、香りだけ楽しむのが良い。 またかなり部屋が暗くしてあり、胡坐をかいて瞑想サウナ的に楽しむことができる。

VIHTA後はそそくさと軽くシャワーで汗を流し、最寄りの 水風呂MATALAに進んだ。 水風呂は深さと冷たさを追求する流れが多い中、 ここはあえての「浅」で「寝」である。 18°くらいの水風呂がいわゆる寝湯になっており、 寝ころびながら冷えることができる。 手すりがあるが、体が冷えたまま立ち上がるのがちょっと大変だ笑 個人的には水風呂はやや苦手(入るのだが冷たくなって数十秒で出てしまう)派なので のんびり寝ころべないのがやや悲しい。

休憩には2階の石のベンチもあるが、混んでいたので ここで3階に移動した。 濡れたまま階段をのぼるので滑らないように手すりをしっかり握って気を付けたい。 3階に広がるのは 木製ベンチがヴィヒタマウンテンめいて組み合わさった 立体感のある休憩スペースだ。 3階は全体が透明屋根付きのオープンスペースで、 開放感のある外気浴を渋谷の真ん中で楽しめるのだ。 広さ的には空いているときなら寝そべってもよさそうだが、 やや混んでいたので流石に遠慮した。 木製ベンチマウンテンでおっさんが裸でたむろして 憩い転がっている姿はさながら動物園の猿山のお猿さんのようだ(失礼)、 などと考えながら朦朧とととのった。
また渋谷なので時々上空を羽田着発の飛行機が通りかかる。 飛行機好きならアドだが、外気浴中は静かに楽しみたい派は気になるかも。

中の様子・公式サイトより引用

様子見しつつ1セット目を済ませ、あとはおもむろに 各サウナを順繰りに楽しんだ。
KERO: 小ぶりな古木でできたサウナ小屋、いわゆるケロサウナである。 温度は控えめで、セルフロウリュしながらケロ香を楽しめる。 4人くらいまでは入れそうなので、ロウリュのペースは同席者 の様子を見つつ。背もたれ兼壁もケロ製なのでごつごつした 古木の肌触りも体験できる。
SYVA:2階のMATALA (浅い) に大してこちらは「深い」だ。 フィンランド語の勉強にもなるなあ笑。 150cmで男性でもだいたい肩まで立ったまま浸かれる。 また出水口が上の方にあるのでそこで打たせ水もできる。 奥まで行ってしまうと出るまでに時間がかかるので 冷たいのが苦手な人は速めに出るように。
TEETA:お茶セルフロウリュを楽しめる、茶室モチーフのサウナ。 ストーブを囲う座席配置はさながら茶室というか円卓だ。 設定温度は80℃と並だが、コンセプト上鬼ロウリュをしてしまう 人が多く体感は暑い笑。 注意点は天井が茶室なので低く、頭をぶつけないように。 また激熱の天井反射板に手や頭が届いてしまうので、うっかり触れてやけどしないように注意。
TUULI:TUULIは風、すなわちアウフグース特化型のサウナだ。 ここは比較的に作られているのか、これまでのサウナの中では アウフグース開催時以外は一番空いていた。 通常時は昭和的ストロングスタイルのドライサウナとして楽しめる。 あいにく時間が合わずアウフグースは体験できなかったのが心残りだ。

周辺施設との比較

山の手線沿線ではかるまるやサウナラボ神田が高価格帯サウナ施設として 個人的な選択肢にある。 基本的には私は他の用事で通りかかったところに行くのだが、 あえて設備や体験そのものを比較するとどうだろうか?
どのサウナも個性があるので比較は簡単ではないのだが、 敢えて軸を引くなら
  • サウナス渋谷:サウナ特化、オーソドックス系王道型
  • サウナラボ神田:サウナ特化、コンセプト重視前衛型
  • かるまる:温浴・宿泊施設込みの総合力型
と考えている。
サウナス渋谷は各種サウナ・水風呂・外気浴を 高水準にバランス良く取り揃え サウナを純文学的に楽しめるところが強みである。
サウナラボ神田も都心型サウナ特化施設として 近いポジションを感じるが、 あえての水風呂なし・氷サウナ・個性派の池や桶サウナを取り揃えた ややクセのある中上級者向けの 設備であるように思った。
池袋のかるまるはカプセルホテルサウナなので ややジャンルが違うようにも思うが価格帯が近いので まとめてしまった。 しかしやはり高水準のサウナに加えて レストランやマンガ付き休憩スペースを含めておっさんレジャーランド的な(笑)総合施設 といった趣を感じる。

最後におまけに上記3施設の情報を表にまとめた。なお価格などは 執筆時の情報なのであくまで参考まで。
サウナス渋谷 サウナラボ神田 かるまる
立地 渋谷 神田 (神保町) 池袋
価格(平日) ¥3,080 /2.5h (休日 +770) ¥2,980 / 2h ¥2,880 / 2h (休日 +980)
サウナ数 4 4 4 (薪サウナは休止時間あり)
水風呂 あり なし あり
寝そべり椅子 なし あり あり


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