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書評:入門 Python 3


著:Bill Lubanovic、監訳:斎藤 康毅、訳:長尾 高弘
発行:オライリージャパン
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表紙画像


Pythonは卒研などでなんとなく見よう見まねで使ってはいたものの、
体系的に学んだことがなかったためここらで学びなおしてみるか……と思い購入。
書籍の厚さ3cmくらいになる内容はかなりボリューミーで、基礎文法から内包表記・ ダックタイピング・イテレータとジェネレータのようなPythonの独特な機能・文法 等にわたって丁寧に解説されている。
Pythonの標準機能から発展してサードパーティ製パッケージ
  • ZeroMQ:メッセージキューを提供するライブラリ (調べたところ国内ではあまり使われていない?)
  • Scrapy:スクレイピングフレームワーク
  • BottleとFlask:Pythonでウェブサーバを構築するためのフレームワーク
  • PIL: 画像処理・グラフィックス用ライブラリ
などの機能に特化したフレームワークを多く紹介しているところも本書の特徴である。 これらを全て習得したらプロのパイソニスタとしてご飯を食べていくことも難しくないだろう(?)

ただしプログラミング自体が初めての方には内容が濃すぎて向かないかも。
ほかの言語でプログラミング初級者以上になっていてPythonに乗り換えたい人、
またはPythonをある程度かけるようになった人が基礎の学びなおしのために再入門 するときにおすすめ。


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